ブログを立ち上げたけどメタディスクリプションってなに?
SEO対策のためのメタディスクリプションの書き方は?
メタディスクリプションの書き方にNGは?
このページではこういった疑問にお答えします。
メタディスクリプションの作成は、ネット記事を作成する度に毎回しなければいけない作業です。
メタディスクリプションに関する疑問をこのページでゼロにするために参考にしてみてください。
それでは基本的な知識から、SEOを意識した書き方について解説します。
1. メタディスクリプションとは
メタディスクリプション(Meta Description)。
あなたも言葉だけ聞くと難しく感じてしまいませんか?
しかし、特別なテクニックや知識は何もいりません。
初心者でもSEO対策をしやすいパートの1つです。
まずは基本的なポイントを抑えましょう。
1-1. メタディスクリプションってなに
メタディスクリプションとはこの部分のことです。
メタディスクリプションの目的は、記事の内容を要約して伝えることです。
あなたのページを開くと何が分かるのか、どんな情報を得ることができるかを伝えるためのものです。
1-2. メタディスクリプションの文字数は?
実はメタディスクリプションには文字数の制限はありません。
ただ、長すぎるとはみ出して表示がされません。
表示される目安の文字数はこちら。
・デスクトップの場合=120文字以内
・モバイルの場合=50文字以内
実際に数えてみると、デスクトップの場合、Google検索に表示されるメタディスクリプションの文字数は93文字。
モバイルの場合、44文字でした。
この結果から、まず気を付けたい点として、
・重要なこと(伝えたいこと)を前半部分に入れる
というポイントが挙げられます。
ここでこのような疑問がでてきます。
モバイルでの表示が44文字なら、全ての記事で短めに作った方が良いんじゃ?
それは記事の内容にもよります。
例えば、スマホを使って検索されそうなことであれば、短めを意識したほうが良いです。
若い年代や、出先で検索されそうな記事の場合も50文字前後で要点を伝えたいですね。
反対に、専門性の高いページや企業向けのページの場合は、パソコンから検索されることを想定します。
この場合は100文字前後を意識して書くことをおすすめします。
どちらにしろ、スマホでもパソコンでも見やすい表示に越したことはないので、前半に検索を狙うキーワードを入れつつ、その記事の要点を伝えましょう。
では次に、このメタディスクリプションはSEOにどういった影響があるのか見ていきましょう。
2. メタディスクリプションのSEOへの影響
メタディスクリプションはSEOに影響はあるのか?
結論:「SEOに間接的に影響する」
メタディスクリプションは、SEOや検索結果の順位に直接の影響はないと言われています。
では、「SEOに間接的に影響する」とはどういうことか?
順を追って解説します。
2-1. メタディスクリプションがクリック率を左右する
例えば、「SEO」と検索するとGoogleから評価されている記事がズラリと並びます。
タイトルはどれも短いうえに似ているため、ユーザーにとってはどれが良いか分かりません。
たいてい、上位3位以内が選ばれるでしょう。
タイトル以外の判断基準として使われるのが、メタディスクリプションです。
記事の要約をサラッと確認し、どのページを開くか一瞬で判断します。
ここで検索者の意図をくみ取ったメタディスクリプションを書いておけば、数ある記事の中からクリックされる確率が上がります。
そして、クリック率が上がる=Googleに評価されるということになります。
2-2. メタディスクリプションを書かないとどうなるの
実はメタディスクリプションは書かなくても問題になることはありません。
Googleが記事の内容を読み取り、自動で生成するためです。
ただ、ユーザーに「お、この記事はためになりそうだ」と思わせるには、やはり自分で書きたいところです。
3. 効果的なメタディスクリプションの書き方
それでは、実際にどういったメタディスクリプションを書けば効果的なのかご紹介します。
3-1. Googleからの指示
まず、Googleからのメタディスクリプションに関する指示がこちらです。
・それぞれのページに別々のメタディスクリプションを作成する
・メタディスクリプションはページ内の情報を明確に説明した内容にする
少し深掘りして、他にはどんな点に気を付けるべきか見てみましょう。
3-2. 読みやすい自然な文章にする
検索ページでは様々な記事がメタディスクリプションと一緒に並びます。
分かりやすく自然な文章で、選ばれやすい文章を意識して書きましょう。
検索者が何を知りたくてその単語を検索したのかを考え、あなたのページにその答えがあることを明示しましょう。
3-3. SEOを狙うキーワードを入れる
作成した記事でSEOを狙っているキーワードは必ず入れるようにしましょう。
メタディスクリプションにキーワードが入っていると、検索画面ではこのように太字で強調して表示されます。
検索語:メタ
小さなことですが、これでも検索者へのアピールになります。
3-4. 数字や記号を入れる
ヘッドライン(見出し)に具体的な数字が入っていると、シェアされる率が73%も高まるという結果があります。
数字には説得力を持たせる力があるということです。
ページの内容に関連した数字を入れてみましょう。
また、メタディスクリプションには記号や絵文字を入れることもできます。
過度な使用はおすすめしませんが、ページの内容によってはプラスに働くことがあります。
3-5. ユーザー目線に徹する
ユーザーが何かを検索する場合、検索するキーワードに関して分からないことがあったり、悩みや問題を解決するためです。
あなたのページで、そのキーワードに関して何が分かるのか、なぜ読むべきなのかを伝えましょう。
あなたのビジネスや、あなたが何をしているかといったメッセージはここでは書かないのがベターです。
4. メタディスクリプションの書き方で避けるべきこと
メタディスクリプションを書く際に避けるべきことも抑えておきましょう。
4-1. 同じメタディスクリプションを多用しない
Googleからの指示でもあったように、別々のページには別々のメタディスクリプションを作成しましょう。
4-2. キーワードを詰め込みすぎない
SEOを狙うキーワードを入れることは良いことですが、そもそも検索順位に影響はしませんので、何度も入れることは避けましょう。
これは記事タイトルに関するGoogleからの注意ですが、何度もキーワードを使用することはペナルティを受ける可能性があると言っています。
引用:Google Console ヘルプ
メタディスクリプションでも、キーワードの使用は適度にしておきましょう。
4-3. メタディスクリプションの作成をGoogleに任せない
メタディスクリプションは、自分で書かなくてもGoogleが自動的に作成してくれます。
しかし、Googleもロボットですので自然な文章にならないことがあります。
せっかく上位に表示されても、メタディスクリプションが不自然だと、他のページが選ばれる可能性がありますので、ここは自分で作成するのがベターです。
5. まとめ
メタディスクリプションに関する疑問は解消できましたか?
メタディスクリプションの作成は、新しい記事を作成する度に発生する欠かせない作業です。
すこし面倒に感じることもたまにあります。
しかし、細部まで作りこまなければ数あるネット記事の中で上位を獲得することは不可能です。
ライバルに勝つためにこのページを参考にして、ユーザーに選ばれるためのメタディスクリプションを作成してください。
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