画像のSEO対策|初心者向け画像SEO対策のすべて

SEO画像対策
kaoleft

・SEOに最適な画像の形式は?
・ページで画像を使う時に気を付けることは?
・画像ファイル名もSEOに関係あるの?

 

このページではこのような疑問にお答えします。

記事上で使う画像には、SEO対策のために押さえておきたいポイントがあります。

SEOで上位表示を狙うなら、”適切な画像の使い方”も抑えておきましょう。

 

本記事では、初心者のための画像のSEO対策をできる限り分かりやすく解説します。

下記の目次の中で1つでも分からないことがあれば、必ずチェックしておきたい内容です。

 

1. SEOに最適な画像とは

まずは画像そのものについて、SEOの評価を上げるために知っておくべきことを解説します。

 

高画質の画像を使う

SEO対策の観点以外でも、高画質の画像を使うべきです。

例えば、このような利点があります。

・ユーザーからの信頼を得やすい
・興味を引くことができる
・ページの滞在時間が長くなる

このような利点は、結果的にSEOの効果としてジワジワ作用してきます。

特に、ページの滞在時間に関しては、画像があると有効に働きます。

文章で惹きつけることが1番ですが、イラストや写真が文章力を補ってくれることもあるので、効果的に取り入れましょう。

 

✅ アイコンや画像の作成はCanvaがおすすめ♪

 

  

用途に応じてファイル形式を選ぶ

画像には、JPEGやPNGといった、それぞれ違った特性を持つファイル形式があります。

Googleがサポートするファイル形式
BMP、GIF、JPEG、PNG、WebP、SVG
参考:Googleガイドライン

 

特に使用頻度が高いのがJPEGPNGです。
今回はこの2種類に絞って解説します。

結論から言うと、JPEGとPNGは、画像の内容によって使い分ける必要があります。

まずは、2つのファイル形式の性質に関して理解しましょう。

 

JPEGとPNGの特徴を簡単に比較するとこのようになります。

JPEGPNG
データサイズが小さい色が多いとデータが大きくなる
アップロードを何度もすると画質が落ちる画質が落ちにくい
写真・色数の多い画像に適しているシンプルなイラストに適している
背景を半透明にできる

 

この性質を簡単にまとめると、このようになります。

JPEGとPNGの比較

 

一見、「じゃあJPEGの方が良いの?」と思いますが、個人的にはPNGを多く使用しています。

JPEGはネット上にアップロードすると、どうしても画質が落ちてしまうことが多いからです。

 

私の場合、このように使い分けています。

・JPEG = 写真
・PNG = イラスト系の画像

ただし、PNGで凝ったイラストを使うと、ファイルサイズが大きくなるため、必ずサイズを小さくして使用しています。

サイズ縮小方法に関しては後ほどご紹介します。

 

オリジナリティ

GoogleはSEOに関する指標で、ページのトピックに合った独自性のある画像を使用することを推奨しています。

ただ、Googleでも、画像を完璧に解析する技術はまだ確立していません。

検索で上位表示されているページの中でも、オリジナリティがあるとは言えないものがよくありますので、そこまで気にしなくても良いと言えます。

もちろん、著作権を犯してはいけません。

 

モバイルフレンドリー

Googleは、スマホに対応しているモバイルフレンドリーページを評価します。
そのため、画像もモバイルフレンドリーにすることが推奨されています。

 

WordPressの場合、最近では元々モバイルフレンドリーになっているテーマがほとんどです。

スマホでページを表示した際に、画像が変にズレたり、見切れていなければそれほど気にする必要はありません。

 

もし気になる場合は、Google Search Console(無料登録)で、モバイルフレンドリーかどうか確認することができます。

Google Search Console内の「URL検査」でチェックしてみてください。

Google Search Consoleの画像

問題がある場合は、「コンテンツの幅に問題があります」といったようなメッセージが表示されます。

 

画像を配置する場所

Googleは、関連するテキスト(キーワード)の近くに画像を配置することを推奨しています。

配置を最適化する: 可能な限り、関連するテキストの近くに画像を配置しましょう。適宜、最も重要な画像をページ上部に配置することを検討してください。
引用:Googleガイドライン

このように、できる限りSEOキーワードの前後に配置するようにしましょう。

 

 

2. SEOのための画像テキスト最適化

ここでの“テキスト”とは、画像のファイル名や、代替テキスト(Alt属性)といった、画像を挿入する際に必要になるテキストのことです。

SEOへの影響が強いパートですので、必ず押さえる必要があります。

 

適切なファイル名

ファイル名はテキスト情報としてGoogleに読み取られます。
SEOキーワードをファイル名に入れ、ページのトピックとの関連性をアピールしましょう。

ポイントは次の3つです。

・英語(アルファベット)の小文字を使う
・スペースではなくハイフン (-) を使用する
・簡潔なファイル名にする

 

例えば、ページのトピックが「ワードプレスのテーマの紹介」で、複数の画像を挿入する場合、このようになります。

・wordpress-theme-image-1
・wordpress-theme-image-2
・wordpress-theme-image-3

このように英語で簡潔なファイル名にすることで、Googleにどんな画像なのかを伝えやすくすることができます。

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代替テキスト(Alt属性)の設定

次に重要なのが、代替テキストです。
AltキーやAltタグと言われることもあります。

代替テキストとは、何らかの原因でユーザーに画像が表示されないときや、「音声読み上げ機能」で使用されます。

こちらはSEO対策の中でも重要性が高まってきています。

Googleも、代替テキストに関しては明確に発言しているので、必ず設定するようにしましょう。

 

WordPressでは、画像をアップロードする際やメディアページに設定欄があります。

Wordpressのメディアページ

代替テキストの目的は、その画像がどんな内容であるかを伝えることです。

ここは、日本語で入力しても問題ありません。

 

例えば、「読書」というキーワードでSEOを狙う際に、このような写真を使うとします。

女の子が読書をしている画像

この場合、「読書をしている女性」といったように、その写真を適切に表す表現を代替テキストとして設定します。

ファイル名 = reading-book-image-1
代替テキスト = 読書をしている女の子

詳細は、Googleのガイドラインにも記載されています。

 

重要なテキストを埋め込まない

次に注意点として、画像には重要なテキストを埋め込まないというガイドラインがあります。

これは、Googleは画像上のテキストを読み取らないため、SEOキーワードや重要なことを埋め込んでしまうと、認識されないからです。

特にSEOキーワードに関しては、できるだけ埋め込まずに、文中に書くようにしましょう。

もちろん、文章内のキーワード量が十分であれば、画像に入れても問題はありません。

 

キーワード量に関するSEO対策はこちらの記事で解説しています。

参考:SEOキーワードの入れ方|キーワードを入れるのはこの7か所!コツも解説

 

 

3. 読み込み速度を上げてSEO効果アップ

画像を使用する際に気を付けなければいけないのが、ページの読み込み速度です。

ページの読み込み速度はこちらのサイトで確認することができます。
Page Speed Insights

 

ページの読み込み速度が遅いと、ユーザーにとってはストレスでしかありません。

あなたも「開いたページがなかなか表示されず、すぐに離れた」という経験はありませんか?

このような離脱が多いと、SEOの評価も下がる可能性があります。

 

サイズの大きなファイルは、読み込み速度を低下させる原因にもなります。

ここで、画像サイズの削減方法を知っておきましょう。

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無料の圧縮サイトを使用する

次の2つのウェブサイトは、画像サイズを縮小してくれる便利な無料のツールです。

 

TinyPNG

画像圧縮さいとTinyPNG

TinyPNGは、PNGファイルを無料で20枚まで縮小してくれます。

また、5MBまでの削減という上限もありますが、1つの記事で使用する量であれば十分にカバーできます。

 

方法はとても簡単です。
縮小したい画像をドラッグして、中央にドロップするだけで、一括で複数の画像を圧縮することができます。

 

Optimizilla

Optizillaのサイト画像

Optimizillaは、PNGとJPEGのどちらにも対応しており、こちらも20枚まで一括で縮小することができます。

 

また、Optimizillaでは、色数をどのくらい減らすかといった調整が可能です。

この色数を調整することによって、圧縮率を変えることができます。

Opimizillaの使い方の画像

 

プラグインで圧縮する

WordPressのプラグインでも、ファイルサイズを圧縮してくれるプラグインがあります。

 

EWWW Image Optimizer

EWWW Image Optimizerの画像

このプラグインをインストールしておけば、WordPressにアップロードする際に、自動でファイルサイズの圧縮をしてくれます

 

また、すでにアップロードしている画像が多くある場合でも、一括で処理してくれる機能が付いています。

インストール後に、「メディア」を選択すると、「一括最適化」を実行できるようになります。

wordpressのメディアページの画像

 

EWWW Image Optimizerは、見た目を変えずにサイズの調整をすることを目的に掲げており、80万回以上インストールされている信頼できるプラグインです。

 

画像の読み込み速度を遅らせる

Googleによると、画像の読み込みを遅らせることは、ページのパフォーマンス向上につながると言われています。

読み込みを遅らせるというのは、ユーザーがまだ読んでいない、ページ下部の画像の読み込みを遅らせるということです。

 

あえて見えない部分の読み込みを遅らせることで、見えている部分の読み込み速度を上げる効果があります。

その結果、SEOの評価も上げることができます。

 

初心者にとって簡単なのは、プラグインを使う方法です。

ここではインストール数の多い、代表的なプラグイン「a3 Lazy Load」をご紹介します。

 

基本的にはデフォルトの設定で問題ありません。

ただ、使用しているテーマによっては、部分的に表示されないといったエラーが発生する場合があります。

その際は、下記の設定画面で、ONとOFFを切り替えながらページを更新して確認し、どの設定がエラーを引き起こしているのかを確認して最適な設定にします。

lazy-load-image

 

ただし、画像の読み込み速度の遅延には注意が必要です。

読み込みを遅らせるため、Googleのクローラーがページ情報をうまく読み取れないといったエラーが起きる可能性があります。

 

プラグインを使用して画像の読み込み速度の設定した場合、正常にページが読み込まれているか、次の方で確認をしましょう。

・実際のサイトを開き、エラーがないか確認する
・Google Search ConsoleのURL検査を実施し、エラーが表示されないか確認

もしエラーがある場合は、相性の良い別のプラグインを試すか、専門家に任せるのが安全です。

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4. 画像のSEO対策まとめ

いかがでしょうか?

画像のSEO対策に関して、初心者でもできるものをご紹介しました。

少し押さえる項目が多いですが、SEOの評価を上げるためにはどれも欠かせません。

検索で上位表示を狙うには、細部にまで注意を払う必要があります。

ぜひ、このページでご紹介したことをあなたの記事で実践してみてください。

 

✅このページで使用している画像は、Canvaを利用して作成したものです。

 

 

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