ここらで広告コピーの本当の話をします。(著:小霜和也)|コピーライティングの勉強を始める前に読むべき本

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広告コピー、コピーライティング、マーケティングの原点にしてすべて。

誰もが目にしたことのある、PlayStation、サントリー、日本生命、キリンなど、超有名企業の広告コピーやテレビCM制作を牽引してきた著者が、今あなたに伝えることとは?

 

ここらで広告コピーの本当の話をします。(著者:小霜和也、出版:宣伝会議)

 

こんな方におすすめ
・マーケティング、宣伝、広告作成を担当している方
・コピーライティング、セールスライティングを勉強中の方
・会社のブランディングに悩んでいる方
・サービスや商品の魅力を最大限に伝える方法を学びたい方
・今のマーケティング戦略に満足していない方

 

・・・とは、言ったものの、マーケティングの担当ではない方でも、十分に楽しめる内容です。

CMで印象的なワンフレーズが、どうやって生み出されたか気になりませんか?
センスのある人の”ひらめき”によって生まれるものだと思っていませんか?

そんなことを著者の小霜さん(著者)の前で言おうものなら、きっと怒られてしまいますよ。

 

それでは本題に入ります。

 

01. コピーライターとは

”一般的に、コピーライターとは、「商品や企業を宣伝するため、広告に使用する文言(コピー)を書くことを職業とする人」とされています。”
(本書より抜粋)

そして、広告コピーはキャッチコピーやイメージコピーと言われることもあります。

これは主に広告に使用される文言で、その商品やサービスを印象付ける大事な役割を担います。

 

例えば、、、
「カラダにピース。」カルピス
「やめられない、とまらない」かっぱえびせん(カルビー)
「ファイト一発!」リポビタンD(大塚製薬)

どのコピーを聞いても、商品名を言われなくても分かる商品ではないでしょうか?

  

ところで、広告コピーに対してこんなイメージを持ってはいませんか?

・見た人の心を一瞬でつかむ、強力なワード選びが重要

・センスとひらめきが大事

・CMに使われるキャッチコピーで、記憶に残ることが重要

 

私もこの本を読むまではそんなイメージを持っていました。

が、どれだけ浅はかな考えだったかを思い知らされました。。。

 

この本は、根本である「広告とは?」という核心を、誰にでも理解しやすい形で教えてくれる一冊です。

そう聞くと、「難しい熟語や精神論が並んだお堅い本なんじゃ?」と思う方もいるでしょう。

いえいえ。著者を誰だと思っているのですか。

言葉で伝えることが本職の、しかも、プロフェッショナルの中のプロフェッショナルです。 読み手に「読む努力」をさせるはずがありません。

読み始めれば手を止めることなく、スラスラと内容が心に届いてきます。

 

ここで今一度、偉大な著者をご紹介させてください。

 

 

02. 著者紹介

著者は、広告キャンペーンでプレイステーションの全盛期をつくり、いまなお最前線で活躍するクリエイター・小霜和也氏。

これまでの主なクライアント:
PlayStation、サントリー、日本生命、キリン、クリナップ、宇宙航空研究開発機構、Reebok、メガネスーパー、武田薬品、NTTグループ、ファミリーマート、サントリーウエルネス、Xbox、Nissen、POKKA、エスティローダー、TOYOTA、三井不動産、三菱地所、Amazon、MTV、資生堂、KOSE、 ハイネケン、ポルシェ、東京ガス、明治製菓、SONY、SONY Music、SOTEC、intel、CASIO、日産自動車、TOTO、JAL、キッコーマン、ハウス食品、その多数。(Amazonより抜粋)

 

ご覧の通り、誰が聞いても分かる、日本の生活を支える名だたる企業の広告作成を担当してきた、業界でも間違いなくトップレベルのコピーライターです。

あなたが広告業界に詳しくなくても、著者が偉大であることは容易に想像できるのではないでしょうか。

そんな著者が、本書を通していったい何をあなたに伝えてくれるのか?

正直、これが本ではなく”講演”だったら、数万円でも安いくらいです。

 

 

03. この本から学べる事

  • 広告コピーの役割
  • USPの本質的理解
  • 広告コピー作成時に最も大事な2つのポイント
  • 言葉を使った「価値」の付け方
  • マーケティングのヒント

 

広告コピーの役割

「広告コピーは、ひと目で読み手の興味を引き、読み手の記憶に強い印象を与えるもの」

、、、では浅すぎます。

 

著者は、広告コピーが評価されるポイントとして下記の2点を挙げています。

・そのコピーがヒトとモノの関係を創造しているか、あるいは改善しているか
・その役割を達成するための、言葉としての力があるか。ターゲットの心に刺さったり揺さぶったりする表現になっているか。
(本書より抜粋)

「ヒトとモノの関係の創造」という点は、この本の中でも1番大事なポイントの1つです。

具体的な例を用いた解説で、ただ知識として与えてくれるのではなく、その考え方もあなたに教えてくれます。

 

 

USPの本質的理解

USP = Unique Selling Proposition (ユニーク・セリング・プロポジション)

おそらく、あなたはこの言葉も、その意味もご存じでしょう。

私もそうでした。そして、常にUSPを意識してサービスや商品の魅力を伝えてきました。

が、、、これも浅かったのです。

より深いレベルで理解しなければ、あなたの会社の商品やその広告は、現代の広告過多時代に飲まれて誰にも響かず埋もれるでしょう。商品がかわいそうです。

本書では、あのPSP(PlayStation)やサントリーなど、著者が関わった実際の案件を使用した贅沢な解説で、USPとは何たるかを分かりやすく教えてくれます。

 

 

広告コピー作成時に最も大事な2つのポイント

著者は、広告コピーの作成に絶対に欠かせない点を2つ挙げています。

・商品としての具体的な情報、USP
・その商品を買ってくれそうなターゲット
(本書から簡略化して抜粋)

この2つが広告コピーにどう大事なのか、どう関わってくるのか?

なんとなく理解はしていても、言葉で説明するのは難しいのではないでしょうか?

その答えを、これまた詳しく理解しやすい説明のおかけで、スッと腹落ちします。

 

 

言葉を使った「価値」の付け方

”価値とはモノとヒト(の置かれた状況)との関係性で決まる”
(本書から抜粋)

例えば、ペットボトルに入った500mlの水が100円で売っているとします。

今のあなたにとってはただの「水」でも、もしあなたが砂漠にいたらどうでしょう?
 

このように、伝える相手が置かれた状況や、その人と商品やサービスの関係性によって”価値”は変化するものであると著者は解説しています。

他にも複数の例や、実際の広告コピーを用いて、言葉を使った「価値」の付け方を学ぶことができます。

 

 

マーケティングのヒント

ここまで読むとあなたも薄々感じているかもしれませんが、広告コピーの話を通して、マーケティングに関しても深く理解を広げることができます。

実際に著者もマーケティングに関して触れ、「コピーライティングにはマーケティング的思考が必要である」と述べています。

他にも、マス広告・ダイレクト広告・AIDMAの法則、心理学的要素など、コピーライターだけではなく、マーケターにも必須となる知識を分かりやすく解説しています。

40年以上もマーケティングの最前線である広告関連の仕事に従事している方です。 そんな方が、広告コピーに関する本の中で触れるマーケティングの知識が、あなたにとっても重要であることは間違いありません。

 

 

04. この本のおすすめポイント

広告コピーやマーケティングに関する知識はもちろんですが、なんといっても、その知識を分かりやすく届けるための”例”や、実際の”経験”から導き出される解説が秀逸です。

また、言葉や文章を巧みに扱う職業だけに、その読みやすさにも驚きました。

冒頭でもお伝えした通り、一度読みだしたら、「読むこと」に対しての努力が必要なく、スラスラと文章が入ってくる実感がありました。

意識して読まないと気付かないポイントではありますが、そこを”意識させない”という点にプロの技を感じました。

 

そして、なんといっても、広告業界トップレベルに長年身を置いている著者から、この本を通して直接”教え”を頂けるというのは、大変貴重な機会です。

これはこの本に限ったことではないので、小霜さん(著者)には怒られそうですが。。。
(読めば怒られる理由が分かります)

 

 

05. まとめ

広告コピーやマーケターのみならず、商品やサービスを販売している会社に勤める方には、ぜひ一読してほしい1冊です。

ここらで広告コピーの本当の話をします。
著者:小霜和也
出版:宣伝会議

「この本の内容でこの金額は安すぎる。」

読めばあなたもきっとそう思うでしょう。

そう思わせるほど、著者の考えを豊富な経験と併せて、贅沢にあなたに伝えてくれます。

しかも、Kindle Unlimited 会員であれば、無料で読めてしまうんです。

 

もし、あなたがこれからコピーライティングの勉強を始める、または勉強中であれば、基盤となる知識と考え方を得ることができるでしょう。

もし、あなたが今のマーケティング戦略にしっくりきていないなら、この本から必ずヒントを得ることができるでしょう。

 

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